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さんまのお笑い向上委員会で紹介されたお笑いコンビ「カラテカ」入江の【稼ぐ】副業って?

副業で月に350万円を稼ぎだす芸人の実態は?昨今、副業を認める大手企業が急増。さらにそれは公務員にまで及ぶ。今日本国は副業時代へ突入。そんなご時世に芸人界きっての副業王子、入江が今夜躍動。今夜あなたも副業のとりこに。今日は副業芸人について、人気番組「さんまのお笑い向上委員会」より覗いてみましょう。

まずは、パンクブーブーの黒瀬さんからのクレームから話は始まります。その内容は「カラテカよ、副業で引くほど稼ぎすぎ。」というもの。黒瀬さん曰く「入江の収入がえげつない」ということ。

実は入江さんは、芸人の傍ら3年前にイリエコネクションなる会社を設立。順調に売り上げを伸ばし、この10月の決算では売上1億円がほぼ確定。その手の業界ではちょっとした話題となっているのだとか。

イリエコネクションはどんな仕事を行う会社なのでしょうか?

入江「いろんな会社のPRをさせていただいたり、会社のコンサルをさせていただいたり。いろんなコンサルをして会議に出てアイデアを出して、そこで決まった仕事のパーセンテージを頂いたりとかしている会社です。例えばいろんなコンサルがある中で、【こういう商品を売りたいんですけ度、どういう風にすれば売れますか?】って相談あるじゃないですか。そういうアイデアを頂いて、例えばこういう企業さんだったらこういう芸人さんを使ったらいいんじゃないですか?と(対象の芸人の)マネージャーさんを繋いだりするんですよ」

ふむふむ。

ではどこから入江さんに「報酬」として入ってくるのでしょうか?

入江「その仕事の決まったパーセンテージを頂くということです。」

つまり、入江さんが仲介をするわけですね。AさんとBさんを繋いで、AさんとBさんが一緒に仕事をしましょうということになれば、その売り上げの一部が「繋ぎ料」としてイリエコネクションに入るわけです。

つまり、お金の動きはこうです。例えばA社がある商品を開発、その商品が世に流通するためのアイデアを入江コネクションが出し、そのアイデアを実現させる技術を持つ、B社へとつなげる。そして実際にA社とB社の間で契約が成立すればイリエコネクションと売り上げの一部をシェアするというもの。

そもそも入江さんはお笑い芸人の仕事だけでも月40万円くらいは稼いでいるのです。吉本所属の芸人で、月収40万円ほど収入があるとはなかなかの高額所得者と言えます。しかし、イリエコネクションとしての売り上げはと言いますと、なななんと!350万円ほどもあるとか!すごいですね。ただ、その収入は純利益ではなく、あくまでも売り上げなので、自分はそんなにはもらってないという入江さんですが、それでもやっぱり月収350万円は凄い額ですよね。

お話を聞いていたほかの芸人さんも、実は副業には興味津々。雨上がり決死隊の宮迫さんはご実家でたこ焼き屋「みたたこ」を経営していることは結構知られていますが、相方の蛍原さんは何もやっていません。しかし、おにぎりやさんをやってみたいとのことでした。

また、麒麟の川島さん曰く「相方の田村が今バスケットボールの仕事をやりすぎていて本業の漫才ができない」と嘆いていました。バスケの仕事とはいったい何でしょうか?野球では始球式というのがあり、よくタレントさんが行っていて話題となっていますが、あれのバスケットボールバージョンのようなものだそうです。ティップオフというもので、その仕事に引っ張りだこなんだとか。でも、田村さんしかその仕事には呼ばれないので、川島さんは少々不満そう。ただ、川島さんご自身は、副業には向いていない気がするとのことでした。

入江さんはとてもシビアに、「副業は絶対にやった方がいいと思う。トークだけでいけるような人気芸人であればそれでもいいが、いくら賞を取ったとしてもぱっとしない人もいる。」との意見で、芸人さんですが皆さん営業に行かれていますが、だいたい多くて1日3ステージやって65000円くらいの収入だとか。それも若手芸人からすれば十分高い報酬なんですが。

入江「それではコスパがすごく悪い。僕は一時間会議に出て、1個建設会社の社長さんからいただいているコンサル料は1時間出て20万くらいもらっている」ということ。

本業の芸事だけで生活しているメンバーは、どうしても納得いかない部分があるようですが。ここでまだ売れない芸人を夫に持つ、やしろ優さんから主婦ならではの意見が飛び出しました。

やしろ「お金って大事。うちの旦那さん芸人さんなんですけどやっぱり、M-1を取らないといけない、みたいな。で、M-1を取るまでそのお金を稼いじゃいけないみたいな、芸人のなんかジンクスみたいなことがある。そういうのはやめてほしい。私は1分でも1秒でもお金になればいいと思っているのですが、主人は【芸を極めるまでは副業しない】的なことにあこがれてしまっている」

男性は夢見がちですが女性はより現実的。芸も売れる兆しが無いのに、お金ばかりが減っていくのは奥様としてはやはり不安なようです。

入江「売れてる芸人見過ぎなんです、皆さん。活躍してる人しか見てないからちゃんと現実みたら、絶対にみなさん10年後今の仕事ありますか?って話なんですよ。今の劇場出れますか?」

そういう入江さんに、なんとさんまさんが「自分もイリエコネクションの会員になれるのか?」と意外と乗り気。

そこで、入江さんはさんまさんに副業を提案。その内容とは?

入江「僕はさんまさん、キャディさんが向いてると思うんですよ」

なんと、入江さん、大御所さんまさんにゴルフのキャディさんを推薦!「舐めるなよ」とほかの芸人たちの怒号が起こる中、なぜその仕事を勧めるのかというと?

入江「さんまさんがキャディさんをしたら、さんまさんとラウンド回りたい企業の社長さんとか一杯いると思うんですよ。そこで凄く高くキャディ料を取りたいんですよ。1ラウンド500万円ほどに設定して1日で2000万円」

入江さんはかなり真剣に考えていて、この企画を本社吉本に持っていきたいのだとか。

ほかには?

入江「剛さんは(中川家)お子さんが双子じゃないですか。双子で悩みを持たれているお母さんとか凄い多いので、ランチ会をやってほしいんです。剛さんもお子さんを連れてきていただいて、双子の方限定のランチ会にして。仕切りは僕がするんで。そこで参加費を頂くんですよ。」

なるほど。ママタレントの中にはこのようにイベントを開催し、一般の方と交流することで儲けている方もおられます。ママタレントはれっきとした「働くママさん」ですので、同じ立場の方にとってはお話が聞けるのはありがたいですよね。これのパパバージョンということと、双子であるというのが条件でのランチ会だそうです。

入江「川島はもう決まってるんですけど。あの、コピーライターです。商品が出たときにキャッチフレーズが欲しいんですよね。だからどういうキャッチフレーズかわかんないんですよ。それを川島に考えてもらって」

なぜ川島さんにこのような提案をしたかというと、ツイッターで川島さんが以前元カノの婚約発表に発信されたものが、頭文字をピックアップすると「おめでとう」となっていたというもの。この文才、入江社長がコピーライターを勧めるのも頷けますよね。

そんな入江さんの提案に、最初は「向いてない」といっていた川島さんも「それならやりたい!」と前向きな気持ちに。さすがコンサル業を営んでいるだけあって説得もプロ並みです。

女性芸人の安藤なつさんについては、「占い師が向いている。女性の悩みを聞いて全部吸い込むっていう。嫌なこととかを全部聞いて」との入江さんの提案に、横に座っていたバービーさんが「占いなら私の方が向いている」と反論。しかし、入江さん曰く、「バービーはアグレッシブで自分の意見がもっと出ちゃうタイプだと思うんですよ。占い師の方は自分を押さえたほうが絶対いいと思うんで」だそうです。

今回はカラテカの入江さんに焦点を当てて、副業芸人の秘密を暴いていきました。会社の制約が無ければ確かに1つしか仕事をしてはいけないというわけではありませんし、タレントの皆さんは一般の方と違って既にネームバリューあるわけですから、何かを始めるとすぐに話題になりそうですよね。ただし、思い付きでやるのではなく、入江さんのように会社として業績を上げていく、続くように工夫することが重要になってきます。

本業は芸人だけれども、副業で好きなことをして稼ぐという仕事の形態は芸人さんにとっても今や理想の働き方になっていると言えるのではないでしょうか?