芸能人の副業をめぐる旅・そのテクニックの謎とは？その５

またまた、芸能人の副業を学ぶテーマでご紹介。

最初のお店は、大人気アイドルグループだった、おにゃん子クラブのメンバーのお一人。セレブな街、白金にそのお店はありました。一体どなたのお店なんでしょうか？その正体は、渡辺美奈代さん。おにゃん子クラブは30年ほど前、日本に大ブームを巻き起こした伝説のアイドルグループです。会員番号52番までのメンバーの中で、エース格だったのが渡辺美奈代さん。彼女のお店は白金台駅から徒歩3分のKaguya―Hime374。その名の通り家具のセレクトショップで、オーダーメイドの椅子を中心に販売しています。

お店自体は、既に６年経過しており、美奈代さんご本人が経営をなさっています。お店を始めたきっかけは、旦那様のご両親が家具の卸屋さんをなさっていたことから、始められたそうです。オーダーメイドの家具は、椅子１個６万円程度のものから、８０万円もするゴージャスなものまで、多種多様です。実店舗も、インターネット通販もとても調子が良さそうですよ。この立地で、路面にお店を持つのはセレブの証です。

次にやってきたのは、中野です。紅白出場経験もあるミュージシャンのお店だそうですが、どなたなのでしょう？なかなかに重厚なドアをあけると、そこにいたのは・・・フォークデュオ元１９の岡平健治さん。ネオフォークを代表する１組として、１７年前に活躍しました。ヒット曲を連発し、紅白歌合戦にも出場。そんな岡平さんのお店は中野坂上駅から徒歩７分、３年前にOPENした１２０人を収容するライブハウスです。もう３７歳になられた岡平さん。ライブハウスを、平日１３万円、土日１７万円で貸出しているそうで、毎日ライブの予約が埋まっているそうです。繁盛しているんですね。

人は石垣というので、人件費に一番お金をかけたいという岡平さん。そんな地道な努力と、人柄が反映されたライブハウスなんですね。ちなみに、このライブハウス、岡平さんが家賃を支払うのではなく、なんとご自身の土地と持ちビルだったんです！ビルを持っているなんて凄いですよね。ここは、がっぽり儲けた歌の印税を使って、自分で建てたビルなんです。ビルはライブハウスとレコーディングスタジオの他、賃貸マンションで家賃収入を得ています。やっぱりミュージシャンってすごい！！

しかし、驚くのはまだ早い！この若さで岡平さん、既に５棟のビルを所有しています。きっかけは、岡平さんの祖父が仕事で失敗し、古い狭い家に住んでいたので、祖父母が住む家を建ててあげたいと思ったのだそうです。とても優しい岡平さんでした。

さて、お次は船橋にやってきましたよ。なんでも日本中に大ブームを巻き起こした大物の方のお店なんだとか。そう、ここは、女子プロレスラー、元フラッシュギャルズの長与千種さんのお店。８０年代の女子プロレス黄金時代を牽引した国民的アイドルで、その人気はリングで歌まで歌ってしまうほど。そんな長与さんのお店は船橋駅から徒歩４分。あれから３０年、現在の姿はどんな感じなんでしょう？当時のボーイッシュな姿からあまり変わっておられない長与さん。こちらのお店は１時間２７００円で飲み放題というシステムです。毎晩、地元の人で賑わっているそうです。収入は少し黒字がでるくらい。

クラッシュギャルズ時代は、ちょうどバブル期で、月最高６００万円の収入があったそうです。しかし、ファイトマネー自体はさほど高くなく、１試合５万程度。それを年間３１０試合ほどこなして年収に繋がったとか。さて、間もなく５２歳になろうとしている長与さん。年齢を聞いてあまりの見た目の若さに驚く一同でしたが、あと２０年はプロレスに携われるような身体でいたいとのことで、この後も、電流爆破マッチを控えていたそうですよ。いつまでもお元気で活躍していただきたいですね！

お次は、コントのキャラクターで一時代を築いた副業芸能人のお店へ。とってもおしゃれなお店のオーナーは、副業芸能人はおよそ２５年前に大ブレイクした、ちはるさん。そう、あのマモーミモーのミモーを演じていました。ちはるさんのお店は目黒駅から徒歩１０分のカフェ。古い倉庫を借りて５０００万円をかけて改装しました。こだわりまくってお金をかけたお店、はたして儲かっているのでしょうか？ ちなみにこのお店は、もう１４年も経営しており、カフェ歴の方が長いちはるさん。儲かっていそうな素敵なカフェですが、収入はトントンなんだそうです。なんでも家賃が結構高く、月１１０万円も支払っているとのこと。

インターネット検索で「目黒・おしゃれ・カフェ」と検索すると上位にランキングされているこちらのカフェ。是非一度訪れてみてください。お店の一部エリアは、ワンちゃん連れOKなんですよ。