あなたも明日から数千万円プレーヤーの仲間入りに！？芸能人の副業を参考にしてみよう

今回ご紹介するテーマは、「副業をやっている芸人」です。ラクして稼ぐ金の儲け方を一挙大公開しちゃいます！

まずは、お笑いコンビ「響」の長友さんのケース。芸歴１９年目以上ととても長く、オリジナルの女子高生マネージャーキャラクター「ミツコ」としてブレイクしました。ですが、彼は今お笑ではなく副業で大儲けしていると言います。一体何の副業なのでしょうか？長友さんがやっている副業は、ずばりラーメン屋さん。年商はなんと５８００万円にも及ぶと言います。このラーメン屋、九州ラーメン総選挙で1位を獲得している大型チェーン店でもあるのです。

このお店は、博多とんこつラーメン屋で、実は長友さんの会社ではありません。お店の名前は「暖暮」（だんぼ）と言うのですが、本店が福岡にあるチェーン店。長友さんはここのフランチャイズをしていたのです。フランチャイズの利点は、売り上げの何割かを会社に納めればあとは全てお膳立てしてくれるということ。成功している会社のフランチャイズを行えば、開発などのストレスは全く無いですし、ノウハウもすべて教えてもらえます。

また、何故ラーメン屋のフランチャイズをしようと思ったのか？それは、「粉物」であることと、ラーメン屋は他の粉物（例えばお好み焼きなど）と違って回転が速いということに魅力を感じたからだそうです。粉物は、原価が安いので確かに儲かります。しかし、その粉物の中でも更に儲けようと思ったら、お客さん一人の単価を上げなくてはなりません。お好み焼き屋さんは、お客さんの食事時間は平均1時間で、単価は約３０００円、一方ラーメン店には、お客さんはさほど長居しませんよね？せいぜい20分程度。同じ1時間でも、儲けは全く変わってきます。長友さんのお店には、休日は４００人ほどもお客さんが来てくれると言うことですので、相当儲かっているのですね。この方法はかのホリエモンも絶賛されたそうです。

さらなる成功の秘訣は、「社長の人脈をつくること」。良い社長の周りには良い社長しかいません。そのことに気付いた長友さん。色々な職種の社長と親しくなり、相談します。すると社長さんたちは、その職のプロですから全ての答えの正解を持っているわけです。つまり、成功の秘訣を体験者から聞けると言うわけですね。残念ながらお笑いの人脈作りはうまくいかなかったようですが。。。このように、お笑いの世界では何をやってもうまくいかないという方でも、意外な分野で商才を発揮するケースは本当に多くあるんです。

続いては、吉本クリエイティブエージェンシー芸歴７年目、凄腕の元ホスト社長芸人「ルミか」です。この方は一応お笑芸人だそうですが、あまり見かけませんよね。元々ホストをしていたので、お笑いの仕事よりも、副業が生活のベースになっているようです。私も調査するまでこの方の存在は知りませんでした。ルミかさんが経営しているのは、「腐葉土キャバクラ」という不思議な形態のキャバクラ。エレベーターが開き、店内に入る前になんといきなり腐葉土が並んでいます！そう、作物を作る時に使用するあの腐葉土です。しかし本当に驚くのはこれからでした！店内のいたるところに腐葉土が。腐葉土を担ぐキャバ嬢、お客さんまで腐葉土を担いでいる。これは一体なんなのか？

今から１５年前、うだつの上がらないホストをしていたルミか。単なるウケ狙いの思い付きで、米袋や腐葉土を担いで接客をはじめたところ、これが以外にも受けてナンバー１に！だったらキャバクラでも儲かんじゃねぇ？と陳腐な発想で始めたのが腐葉土キャバクラ。これまた以外に大当たり！お客さんにも「意味がわからないのが魅力」と大好評。とにかく得体のしれない腐葉土の魅力が受け、今では新越谷で一番のキャバクラ店に。その年商はなんと３０００万円！ このお店の形態を、他店はマネしようと思わないし、しない。そういった「この店独自の魅力」を作り上げることが売り上げに繋がるのだと力説する、ルミかさん。確かに、他店にないものをつくりあげるという精神は立派ですが、はたしてうまくいっているのでしょうか？お店のホームページもありませんので、現在営業しているのかは不明です。

次に紹介するのは、同じく吉本クリエイティブエージェンシー所属の芸歴１年目、ボロ稼ぎ女装芸人の「ノンドルバワイカー」というコンビの、茶漬けさんという芸人さんです。この茶漬けさん、見た目はとても綺麗な女性。しかし、なんと男性なんです！もともと芸人さんになる前にはモデルをなさっていました。男性モデル、女性モデルの両方をこなし、写真集なども大変売れているそうです。しかし、彼の副業はモデルではありません。その副業は、メイド喫茶。もちろん普通のメイド喫茶ではありません。「世界で唯一」と言われるメイド喫茶なんです。どのあたりが世界唯一なのか？

それは、店員が全員男性であるということ。彼らは皆、女装して接客を行っているのです。年商はなななんと５０００万円！男の娘と書いて「男の娘」が接客するメイド喫茶です。こちらのメイド喫茶、外国人旅行者向けのガイドブックにも掲載されるほど人気店で、外国人のお客様もたくさんいらっしゃいます。また海外からも出店してほしいとよく言われるそうですよ。確かにこの形態は他に無いかもしれませんね。

お店を作ったきっかけですが、もともと、女装喫茶イベントを月１程度で行っていた茶漬けさん。そのうちだんだん好評になってきて、最終的にお客様は５時間待たないと入れない状況に。女装喫茶のイベントの成功をきっかけに、７年前にこのお店をOPEN。男女問わず店は大盛況。この店に初めて来たと言うお客さんも、「普通のメイド喫茶には、逆に緊張しちゃうので行きづらい。でもここはスタッフの皆さんが同性なんで、打ちとけやすくて、もう１回来たいなという風には思いました」と太鼓判。

さらにこのお店には、リピートのお客様を掴む秘訣がありました。それがカオスメニューの提供です。カオスメニューとは一品一品美味しいけれど、一緒にしちゃうとどうなの？というメニューを組み合わせたもの。メニューには、焼きそばの上にバニラアイスを乗せた「焼きそバニラン」があったりと、驚きのメニューが。そんな年商５千万円の店を作りだした茶漬けさんですが、このお店の開店には、実はお金はかかっておらず、タダで開店したということなのですが、いったいどういう意味なんでしょう？そんな裏技存在するの？

その方法は、まず既存のメイド喫茶とかバーとか、営業してない時間を借りる。そうするとフードもドリンクも既にある状態なので、初期費用は０で済むわけです。そんな感じで、ここは初月から黒字営業が可能だったのです。その黒字を支えたのがあの、カオスメニューです。ちょっと怖いもの見たさ心で食べてみたくなる！？日本の文化をうまく取り入れた成功例でもありますね。

次は、人力舎所属、芸歴７年目。秒速で稼ぎまくるトレイダー芸人、ザ・フライの井村さんです。２０１１年、キングオブコントに準決勝進出した若手お笑いトリオ、ザ・フライ。突っ込み担当井村さんの儲かりすぎな副業とはなんでしょう？それは、「株式投資」でした。井村さんは、１００万円を５０００万円に増やした実力者。井村さんは、株のテクニックを少し話してくれましたよ。

まずこちらです。タダでできる宝くじ。これは新規公開株の抽選を狙うこと。抽選自体はタダなんです。はずれても何のペナルティも無いです。運が良ければ当たると言うことで、タダでできる宝くじみたいなものです。証券会社にまずは口座を作って頂いて、そこから抽選するだけ。当たれば株が購入できると言うものですので、そこで資金は必要になってきますが、設けられる株が当たるのも、お金持ちへの第一歩なのかもしれませんね。

また、よく耳にする「株主優待券」の取得方法なども伝授。実はこの株主優待券というのは１年間株主である必要は無いんです。なので、権利日に株を買う、それで、翌日売る。たった1日しか株主じゃなくても、優待券はもらえるのだとか。株式投資をしている芸能人は本当にたくさんいます。ですが、あまり表ざたにはされませんよね。中には失敗して大損している方もいるからなのでしょうが、皆さん額の上下はあっても何かしらに投資している芸能人は大勢いるようです。

最後は、オスカー所属芸歴７年目。超強運型副業芸人の前田けゑさんです。前田さんは、カスタネットの芸を行うピン芸人。実はこの方、驚きの理由で莫大な資産を手に入れたのだといいます。前田さんが行っている副業は、バー経営と不動産経営。儲けは年商７２００万円と驚愕の金額です。現在、バー２店舗、マンション、テナント、アパート、駐車場を経営されています。しかし、元々不動産もご自分のものじゃなかったのです。ではどういう風にこれを手に入れたか？

前田さんのおばあさまのお友達が、大金持ちで、前田さんはその方に頼まれて養子になったそうなのです。ところが、その義親が他界されたため遺産を相続することになったのですが、その額が桁違いでした。ななななんと総資産１５億円を相続！！もうわけがわかりませんよね。

収入の内訳ですが、まずはアパート経営。月に１００万円くらいの収入があります。次がマンションです。大型マンションで、ファミリー向けのマンションなんですが、１３０万円くらい入ってきます。次がそのあとに建てたテナントビルで、毎月６０万円くらいの収入が。駐車場は、４０万くらいです。

お次はバー。新宿の歌舞伎町と、渋谷の道元坂で２店舗経営なさっていて、収入は月に２７０万円くらい。一番の大きな資産は、山の上の１軒屋で、資産価値は数億円です。前田さんは、今ここにたったお一人でお住まいだとか。こうなるともう、副業と言うよりも本業ですよね。でも、カスタネット芸人は辞めたくないようですよ。

芸能界は、とても不安定な世界ですので、やはり何かしら副業を持っている方が良いのでしょう。それが本業となり、芸能界から去っていく方もおられますが、どちらに情熱を傾けられるのか、それが大切なのだと思います。副業で儲けている多くの芸能人は、副業で儲けている額が多ければ多いほど、本業の芸能人にこだわる方が多いようにお見受けします。そこはお金ではなく、彼らが「芸能人」であるということの誇り・プライドなんでしょうね。